お久しぶりです。なずなです。
敬虔なジャンプ読者の皆様はご存知かと思いますが、少し前に週刊少年ジャンプにて、あの久保帯人先生の「BLEACH」の書き下ろし読切が掲載されました。
読切ということで少々わちゃわちゃとしたところはありましたが、相変わらず魅力的な新キャラクターやストーリー展開でとても面白かったですね。1話目のカルピスの濃さは他の追随を許さない感があります。続きがありそうな書かれ方でしたがどうなんでしょうか、来年のアニメ化やBURN THE WITCHともども続報が待たれます。
ということで今回は、そんなBLEACHに関連したこちらの企画の第二弾です。
前回企画からちょうど1年、ローテ環境も1周し、アディショナルも出そろったところで新たに加わったカード達がどんな風に卍解してくれるのか。多感な時期をBLEACHの全盛期と共に過ごした皆さんもとても気になっていたことと思います。
アディショナルが発表されたときに効果よりもそいつが卍解しそうかどうかの方が気になっていたのは世界広しといえど流石に僕くらいだったのではないでしょうか(しゃべらない人外ばっかだった…)
前置きはこのへんにして、そろそろ始めます。
東○卍會だかなんだか知りませんが、最近のなめた若造に卍の読み方を教えてやりましょう皆さん。
日和ってるやついる！？
～ルール～
〇場に出たときのボイスの後ろに「卍解」とつけたときにしっくりくるフォロワーを僕の独断と偏見で吟味しました。
〇対象はローテーションDOC環境のフォロワーです。
〇ランキングは「卍解！！」編と「ーーー卍解」編の2部構成です。多感な時期をBLEACHの全盛期と共に過ごした皆さまならきっとこの違いも分かっていただけると思います。気になるあの子をなぜか人質にとる凶悪犯を前にどう卍解するか考えたことも一度や二度ではないでしょう。一回やられてから覚醒するパターンもいいよね
○注意ですが、「始解の解号」としてしっくりくるセリフランキングではなく、セリフの後に卍解しそうランキングです。お間違えなきよう。多感な時期をBLEACHの全盛期と共に過ごした皆さまならきっと部屋で一人なにかの棒を構えながら「引けば老いるぞ臆せば死ぬぞ」などとのたまったことも一度や二度ではないでしょうが今回もその気持ちはお留守番です。棒と一緒にしまってください。お母さんが心配してるから。
補足：OSRバトルシステムについて
BLEACH世界線で採用されているバトルシステムであり、「オシャレな展開」や「オシャレなセリフ」などオサレ値(以下OSR値)が高いと多少の理屈は無視してバトルが有利にすすんでいく、というもの。
参考：https://ja.uncyclopedia.info/wiki/OSR
卍解！！編
5位 怪力乱神・サラーサ(奥義)
「全部まとめて叩き潰してやる！！卍解！！」
力強く繰り出される卍解。恐らく範囲殲滅系の卍解であり1対1より多対1で真価を発揮するタイプ。
雑魚散らしには使えても恐らく真の強者には歯が立たなくて「なん…だと…」って言う感じのやつなので上位には食い込めず。やっぱBLEACHはタイマンで勝たんと。ルピとグリムジョーの扱いの差からもOSRバトルでタイマン性能が重視されていることは明らか。
あとは潰すという行為が画的にあまりオシャレでないのもマイナスポイント。
「見た目より素早い」でおなじみの大前田も「ぶっ潰せ！」って言いながら始解するのに実際にぶっ潰しているシーンはほとんどない。彼は砕蜂の腕も潰さないで切っているのである。
4位 魔眼の狩人・ソーン
「あまねく彼方が私の領域。卍解！」
前回のヘリオさんのような領域系の卍解。領域と言われると違う作品が脳裏をよぎるが、BLEACHにも領域展開系の能力はいくつか存在しているので問題ない。
比較的落ち着いたトーンから卍解が繰り出されており、たしかな自信がうかがえる。安定感のある強さを見せてくれそう。
ただ、こういうお姉さんキャラは不用意にBLEACHの世界に行くと腹パンされたり内臓をえぐられたり敵を孕まされたりする傾向があるため、卍解なんてしないでおとなしくグラブルで奥義していた方が彼女にとっては幸せな可能性がある。
3位 竜槍の戦士・ローウェン(エンハンス)
「悪いが、全力を出すぞ。卍解！！」
全力宣言の卍解。声に力があるので恐らく強敵を前に最初から全開で戦うぞって感じのシチュエーションと考えられる。
かのモンキー・D・ルフィも初めてパシフィスタと相対したときは「強ぇとわかってんだから…始めから全開だ!!!」と、ギア2ndで迎え撃って見事撃破したりなどしており、強敵に対して最初から全力でいくという作戦については別に悪いことではない。OSRバトルでなければ。
現代シャドウバースと違って、OSRバトルシステムは圧倒的に後手有利となっており、先行アグロが通ることは本当にないと言ってよい。
主人公ですらアグロ虚化で「悪いな…説明してる暇はねえんだ」とか活き活き煽りエモート送ってると11秒フラットで鮮やかに後手まくりされる世界線であり、トップ平子の受けがないローウェンさんがそれをするのはどう考えても無謀である。
自信満々に「わりいな」って言っていいのはスネ夫と雑魚倒した後の日番谷くんだけなのである。
2位 創出の紫紺・エンネア(エンハンス)
「怖いけど・・・でも、一人じゃないから！！卍解！！」
第2位は王道の友情パワー卍解。いつの時代も非戦闘員キャラが皆のために恐怖を乗り越えて戦う姿は胸を打たれる。
やはりポイントは「怖いけど・・・」の部分である。これがあるのとないのでOSR値に天と地の差があるので注意が必要。例え強大な力を持っていても恐れを知らぬ戦士だと命を刈り取られてしまうのがBLEACH世界線なので、こういうこと言えるキャラはしぶとく生き残ることが期待できる。でもこの子も腹パンされそう…
1位 究明の魔術師・イザベル
「迷って、それでも進むだけ！！卍解！！」
ということで今回の栄えある1位はメインキャラの1人であるイザベル。
自らの弱さと戦いへの葛藤に決別してする卍解。以前にも述べたが、OSRバトルシステムにおいて自らの弱さをアピールすることは一定のOSR値が約束されており、さらにイザベルの台詞はそこからの決別も上乗せされているため、もうOSR値がカンストしている。完全に確変しており、この状態なら初回卍解ボーナスでかなり格上の敵でも悠々と撃破してくれそうである。
「決別」＋「心の中に海燕殿」の合わせ技で見事格上の十刃9番を撃破するOSR値を稼いだルキアのように、心の中にカイル(夫)がいるイザベルもきっと同等の強さを発揮してくれるだろう。知らんけど。あとは初回卍解ボーナスが切れた以降の戦いで腹をえぐられないように注意するだけである。
なんだか蓋を開けてみるとストーリーキャラやコラボキャラだけになってしまったので、惜しくも選外となったノミネートフォロワーを一部ご紹介
○眠れる輝竜・アーサー
「俺は、負けられないから！！卍解！！」
選外理由：悪くないが、少し爽やかすぎて世界観に合っていないから
○眠れる獅子・モルドレッド
「あんな風に、誰よりもつよく…！！ 卍解！！」
選外理由：憧れは理解から最も遠い感情だから
○フォレストレイダー・ウェルダー(エンハンス)
「森の戦士に不可能なし！！卍解！！」
選外理由：声と発言が船を降りたウソップだから
○炎獄の葬送者・エルモート
「火の海にしてやるよ。卍解！！」
選外理由：声とトーンから小物感、低火力感が拭えないから。
炎熱系の能力はどの世界でも競合が激しいため、氷輪丸が使えなくなるくらいの火力がないとランクインは厳しい。
○天穿の銃槍騎・ラスティナ
「私が先陣を切る！卍解！！」
選外理由：だから先陣切って卍解して勝てるわけないんだって…よく考えずに卍解してると奪われちゃったりするよ…？いいの…？
ーーー卍解 編
5位 灰白の豹・アイル
「来いよ。俺がやってやるーーー卍解」
こいつグラブルのキャラやったんか…。
イケメンがイケメンボイスで自信たっぷりに卍解。これだけである程度のOSR値が約束されているが、しかしここから先の展開がなかなか読みづらく、順位づけに難航。
簡単にまくられて「なん…だと…!!」って言ってる姿も想像できないのだが、正直言って勝つ姿もあんまり想像できない。なんかどことなく負けるときの日番谷くんと同じ匂いがするというか…
展開的には敵の中堅どころくらいを相手どることができれば、無難に勝って無難な立ち位置におさまれる気がするので、あまり張り切らず弓親くらいのポジションを目指して頑張ってほしい。
4位 アームドバトラー
「お時間いただき恐縮ですーーー卍解」
謙遜しながらの卍解。今までありそうでなかったが、自分を下げて相手をたてるという行為も非常にOSR値が高い。老紳士が自信満々の若者に「私などはそんな…」とか言いながらこんな感じで卍解しだしたら絶対強い。実は元隊長格だったことが後に判明したりする。
ただし寄る年波に勝てず、最終的には若い力の前に「お見事です…」とか言ってる姿も容易に想像できるので4位に落ち着いた。
3位 焦熱の竜翼・ドラーク
「空は暗澹。お前も焦げるか？ーーー卍解」
つよそう(小並感)。
「焼ける」じゃなくて「焦げる」なのが非常にOSR値が高い。やっぱ真の高火力は燃えないのよ。「暗澹」ってワードもおしゃれ。日常生活で「暗澹」とか使ったことねえよ。ドラーク絶対部屋でオシャレポエム読んでる。
前述したように、炎熱系は氷輪丸が使えなくなるかどうかが価値基準の一つなのだが、このドラークは結構いい勝負してくれそうな気がするので第3位。
2位 ケルヌンノス
「我に狩らるを誉れと思えーーー卍解」
漂う敵サイドの強キャラ感。「狩らる」とか古典文法で話すのがめっちゃオシャレであり、ネットリしたちょっと眠そうなしゃべり方も高ポイント。
もしかしたら古の尸魂界で封印されていた罪人なのかもしれない。その封印が解けて「この冬、尸魂界最大の危機ーーー」みたいな感じで劇場版BLEACHなのかもしれない。その場合まさかの序盤で更木が倒されて「なんじゃ、当代の剣八は大したことがないのう…」とか言われる展開があるかもしれない。熱いな…。
また、この感じなら卍解はパワー系ではなく鬼道系だろう。OSRバトルでは基本的にパワー系は不遇であり(なおらないのに壊れやすい、的がでかくなるetc…)、簡単に強ポジにおさまるにはオシャレな鬼道系で攻めるのが手っ取り早い。
でもまあ最終的には剣八に倒されるんでしょう、ということで第2位。
1位 デッドリーエルフ
「ようこそ。そしてさようなら ーーー卍解」
ということで第1位はデッドリーエルフ。
敵陣に乗り込んで何匹かそれなりの敵を倒した末にたどり着いた少し広い部屋で待ち構えてそう。そして瞬殺される石田。
シンプルながらセリフとシチュエーションが非常にオシャレであり魅せられる。先攻卍解は基本的には不利だが、OSR値を稼ぐ立ち回り次第で勝ちきることもできるということを教えてくれているように思える。
同じような台詞でも「こんにちは、こんばんは。ずーーーっとさようなら！！卍解！！」だとめっちゃ弱そうだし、この強さはデッドリーエルフにしか出せないのである。
＜ﾁｶｸｶﾗｧｧｧ!!!
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以上、ランキング形式で10枚ご紹介させていただきました。皆さんの想像していたカードはランクインしていましたでしょうか？
実はローテのカードプールがまるっと入れ替わったタイミングで第2弾を行うことは以前から考えていて、シーズン序盤からちまちまと書いてはいたのですが、多忙につきずるずるとローテ最終日まで引きずってしまいました。ぎりぎりで書き上がってよかったです。
明日からの新弾もたくさんのキャラが卍解してくれそうで今からわくわくしております。多感な時期をBLEACHの全盛期と共に過ごした皆さんも、新弾がリリースされたらまずは全キャラのボイスを確認する作業から始めましょう。
以上、多感な時期をBLEACHの全盛期と共に過ごしたなずながお送りしました。駄文ここまでお読みいただきありがとうございました！
